PLANT BASE

プラントベース食品とは

近年、多様な消費者の嗜好を反映し、動物性原材料ではなく、 植物由来の原材料を使用した食品が増えています。
プラントベース食品は、このような植物由来の原材料を使用し、 畜産物や水産物に似せて作られていることが特徴です。 これまでに、大豆や小麦などから、「肉」、「卵」、「ミルク」、「バター」 「チーズ」などの代替となる加工食品が製造・販売されています。

PROBLEM

プラントベースの課題

今後の需要拡大に向けたニーズ

顧客が食品を購入する際に重視している要素は
「おいしい」「安全性がある」「食べやすい」「健康に良い」等

『食べられるから食べたい』へ

美味しさ追求と共にイメージアップが求められる
SOLUTION

プラントベースの課題解決の提案

植物性ミルクの課題・解決法

植物性ミルクの味質改善/食物繊維強化
オリゴ糖や食物繊維を添加することで飲みやすさを向上させます
独特の不快臭(ヘキサナール)のマスキング
糖化製品に含まれる長鎖オリゴ糖や環状オリゴ糖が不快臭を抑え、
より美味しい植物性ミルク飲料の設計が可能となります

配合

配合%(w/w)
原材料 コントロール フジオリゴ
#450
ブランチ
オリゴ
ゲントース
#45
フィット
ファイバー
#80
オーツミルク94.394.394.394.394.3
フジフラクH-1000.280.130.130.110.21
フジオリゴ#4500.69
ブランチオリゴ0.67
ゲントース#400.43
フィットファイバー#800.67
残量残量残量残量残量
合計100.0100.0100.0100.0100.0
※各サンプルの甘味度は果糖ブドウ糖液糖(フジフラクトH-100)で調整しました。

製法

1.各種材料を配合
2.缶に充填後、殺菌(95℃達温)
3.常温まで氷冷した後、冷蔵にて保管
【味質イメージ】
【ヘキサナール*量(相対比)】
*ヘキサナールとはグリーンな草様の香気を持つ豆臭・草臭の代表的な臭いの原因物質

オーツミルククリームへの応用

糖質カット/食物繊維強化
糖質約40%オフ、食物繊維20g/100gアップ
※下記配合を参照
オーツクリームの味質改善
フィットファイバー#80Hは素材の着色性および味質に影響を与えません
≪配合≫
原材料 コントロール フィットファイバー
ショートニング24.324.3
ハイマルトースシラップMC-55※251.215.3
グラニュー糖7.37.3
フィットファイバー#80H※238.4
高甘味度甘味料0.018
濃縮オーツミルク14.614.6
水※2残量残量
合計100.0100.0
糖質(g/100g)50.029.8
※2 同固形分、同水分となるように調整
≪製法≫
卓上ミキサー・ビーター使用
①ミキサーボウルに室温に戻したショートニングを入れ、高速五分間撹拌。目標比重0.4±0.03
②水あめ・グラニュー糖、高甘味度甘味料、濃縮オーツミルク、水を投入し、中速30秒間、高速30秒間撹拌。
 目標比重0.75±0.03

植物肉の課題・解決法

食感改良
ねりこみ澱粉AM-1を配合することで、
硬く、ぬめりのない自然な食感の付与を可能にします
アレルギー・ヴィーガン食品
ねりこみ澱粉AM-1を配合することで、保形性を向上し、
卵白使用配合と同程度の硬さの付与を可能にします
植物肉ハンバーグ(卵白不使用)
【破断荷重】

【各種評価】
*加熱前生地の保形性・べたつきを評価。 **電子レンジにて加熱解凍後、喫食評価。
試験区アセチル化タピオカねりこみ澱粉AM-1
保形性*生地がゆるく
べたつきが強い
生地がやや保形し
べたつきが弱い
官能評価**柔らかくもちもち感があり
ぬめりがある
硬さがあって
ぬめりは殆どない
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